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Channel: 福笑い(演劇サークル)
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演劇をやってて良かったと思う。

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専ら、最近あたしが舞台に上がるとすれば
それは落語の高座しかないんですが、
それでも、やっぱりあたしの原点は演劇なわけです。

今日、ふと、高校の演劇部から考えると
20年以上も舞台に魅せられてこんな生活をしているんだなぁ、と思い
思わず笑ってしまいました。

演劇をやってきて、本当にいろんなことを学びました。
まぁ、もちろん役者もやってきたけど
そっちはあまり目立つ役をやった感じもなく
鳴かず飛ばずの役者でした。

一番現在に役立っていることと言えば舞台監督の仕事ですね。
同時に演出もやってましたが。

この2つの役割というのは
イベントを開催する上で非常に重要なポジションとなります。

そりゃぁ、表舞台に出る人の方が目立つわけですけど
舞台監督が居なきゃ、タイムスケジュールも稽古日程も
その他諸々の雑多なことも決まらないわけですよ!!!!

わかりますか?コレ、どういうことか?

そして、演出がそのイベントでいかにお客さんを楽しませることが出来るか
ウンウン頭を絞って考えるわけです。

今回、まもなく初の独演会を開催するわけですが
高座に上がる自分はもちろん役者の部分で
日程を決めたり会場と諸々の打合せをするのは舞台監督の部分で
演出の部分が(あたしはプロデューサーのつもりですが)このイベントを
どうしたらお客様に満足していただけるかを考えてるわけです。

あたしが演劇からの流れで落語をやっているのは周知の事実。
そしてたぶん、演劇をやってなかったら落語をやることも無かったのも事実。
演劇が出来ない環境になった今の自分だから落語をやろうと思ったのは本当の話。

まぁ、もともと面白い舞台が好きだったんでね。
人を笑わせる舞台を作れたら最高だなぁ、と常々思っていたわけで。
それと落語というメディアが合致したというのは言うまでもありません。
だからコントは隙あらばネタを作りたいなぁなんて思っているのです。

なんにせよ、あたしの落語は少なからず演劇の影響を受けて出来ている高座なんで
まぁ、それも一つの味だと思って楽しんで頂けたらいいのかなぁ、と。

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